この記事は、WatafanのToni Moralさんへのインタビュー記事です。
Watafanとは
Q. Watafanとはどういったプロジェクトなのでしょうか?

画像:公式サイトより
A. Watafanは、世界中の有名人を対象に、人生の大切な瞬間を記念して自分のデジタルトレーディングカード(NFT ERC-721)をつくることができるプラットフォームです。「Wataカード」と呼ばれるこのカードは、(サインのように)ファンに贈られる希少価値の高いものとなります。
全てのカードはブロックチェーンのパーソナルウォレットから暗号化され記録として残ります。これらの知的財産は私たちのスマートコントラクトによって守られるのです。つまり、ファン同士がセカンダリーマーケットでWataカードを交換するたびに、カードに記されている人たちに報酬が支払われます。Watafanは、カードの信憑性を保証し、素早く交換できるグローバルでオープンな市場をもたらします。透明性が高く、コンテンツ制作者も含むすべての参加者にとって公平な方法です。
Watafanのこれから
Q. Watafanのこれからの課題とはなんでしょうか?
A. 新しい「価値のインターネット」は、デジタル資産の可能性をを次の段階へと導きました。いまや、最も大事なものはコンテンツではなく、財産の所有者が自分だとどのように世界に示し、かつそれを証明できるかにかかっています。各分野のアーティストが自身の著作権を守るために奮闘しています。Watafanは、この問題を「Wataカード」という新たな資産を創出することで解決しようと考えているのです。
ターゲット層
Q. どんな人たちをターゲット層にしていますか?
A. アスリート、ミュージシャン、俳優、アーティスト、インフルエンサーなど、各方面の有名人をターゲットとしています。また、彼らのグッズを収集・交換する人々もターゲットに含まれます。
RSKを選んだ理由
Q. RSKを選んだ理由はなんでしょうか?
A. 私たちは、この新しいインターネットのすべてのハッシュパワーが同じネットワークに集中しているべきだと考えます。ビットコインには決済システムとしてだけでなく、サイドチェーンからのスケーリングを可能にする方法としても期待しています。さらに、エコシステムにも新たな機能をもたらすでしょう。
Q. 長期的にRSKとどのように協力していくか、具体的に教えていただけますか?
A. RSKはメインネットワークからの多くのハッシュパワーによってクライアントに安全と信頼を届けることができるので、その力を利用していこうと思っています。同時に、Watafan独自のスマートコントラクトを作ることで、私たちのニーズに合ったビジネスロジックを構築することができています。
原文:RSK & Watafan: Digital Trading Cards for Copyright Protection Through Blockchain Technology