RIFチームインタビュー#1: 開発者・投資家がRIFを支持する理由とは?

この記事はRIFラボのストラテジストである、ガブリエル・カーマン氏(Gabirel Kurman)のインタビュー記事です。

現在の役職と、チームに参加したきっかけ

Q. 現在の役職と、チームに参加したきっかけを教えてください。

A. 私は現在、すべてのRIFサービスの技術開発・商業利用のコーディネートを行う、RIFストラテジストという役職についています。
当初からRSKチームに所属しており、RSK Labsの創立にも関わっていました。RSKやRIFの技術は何十億人もの方々に自由な金融サービスを届け、個人の権利を強める新しいツールとなり、「価値のインターネット」の礎となるポテンシャルがあると考えています。そのため、これらに携わる仕事ができることを誇りに思っています。

RIFの技術面での特徴

Q. RIFは開発者・投資家の双方から選ばれているプロジェクトですが、技術面ではどのような特徴が支持されているのでしょうか?

A. RIFサービスは、RSKブロックチェーン技術の普及を促進するカギとなると考えています。
RIFネームサービスは、エンドユーザーとの関りを促し、ユーザーが「シンプルで直感的に利用できる」ブロックチェーン技術のUXを目指しています。
RIF決済サービスは、無許可で運用できる分散型金融システムの母体をつくるポテンシャルを持っています。様々な開発者、銀行や政府にRIFペイメントを利用して、低コスト金融サービスの新たな時代を開いてほしいと願っています。上記に加え、その他のRSKサービスも、RSKインフラストラクチャと併せて利用することで、さらなる相乗効果が生まれます。ちょうど、ビットコインのインフラがRSKにも利益をもたらしているのと同じです。

2019年のRIF

Q. 2019年、RIF商品開発ではどのようなことが期待されますか?たとえば、業界に大きな影響を与えるであろう特徴や、RIFが解決策となりうる業界の課題などはありますか?

A. RNS(RIFネームサービス)をめぐる統合やパートナーシップを非常に期待しています。さらに、これからRIF Luminoネットワーク、続くRIF決済サービス、そして待望のRIFストレージがローンチされる予定です。 さらに詳しく知りたい方は、まもなく更新されるRIFの公式ロードマップ rifos.orgをご覧ください。

一番のチャレンジ

Q. これまでのRIFをめぐる一番のチャレンジはなんですか?また、どのようにそれを乗り越えましたか?

A. ビットコインネットワークのセキュリティーを維持しながら、RSKに第三の技術的レイヤー(オフチェインペイメント)を構築することはとても大変な作業でした。特に、ライトニング・ネットワーク(Lightning Network)との互換性を実現させるために、さらに苦労した面もあります。RSKは既に、 ライトニング・ネットワークのメインチームによってお互いのネットワークの橋渡しができている状態です。今後はRIF決済サービスで、RIF Lumino Networkとライトニングネットワークを繋ぎたいと考えています。

その他の質問

Q. この仕事で最も好きなのはどんなところですか?

A. IOVLabs (RSK Labs + RIF Labs)で働くうえで一番魅力的なのは、周囲の人々だと感じています。よりよい世界を目指し最先端技術の開発やイノベーションを行っている、世界中の有能な人々でチームが構成されているからです。
国際的なビットコインコミュニティーや世界各地のSolidity開発者と私たちを繋ぐのは、共通の目的意識だと考えています。ビットコインネットワークに保護されたスマートコントラクトによって、全ての人に機会均等がをもたらされるように、既存の法的金融システムを変革する可能性に期待しています。

Q. 何か不明な点があったら、どこに連絡すればよいですか?

A. ツイッター: @GabrielKurmanの方までご連絡ください。
*日本語対応はLINE@にて対応しています。

原文:Meet The Team: Gabriel Kurman – RIF Strategist