サークル・オブ・エンジェル(Circles of Angels)(以下、COA)はRSKのパートナー企業の一つで、ブロックチェーン技術を使用したソーシャル・レンディングを行っている資金調達ネットワークを形成しています。
COAが解決しようとする課題とは?
寄付金が本当に目的のために使われているか、どのような流れで人助けに繋がるのか、募金の透明性は未だ担保されていません。サークル・オブ・エンジェルは、地域社会と協力している社会貢献度の高い企業とその資金提供者との間の報告過程における不透明さを解決しようとしています。

現在も国際貧困ライン1(一日の生活費1.9$未満)以下で生活している人は約7億6900万人も存在しており、今後も救護活動を続けていく上で資金調達の過程における透明性の担保は不可欠です。私たちの大きな目標は資金提供者に彼らの資金が使用されたプロセスに関する正確な情報を提供することです。更に、資金調達者がプロジェクトを促進していけるようにしたいと考えています。トレーサビリティと信用を提供してくれるブロックチェーン技術は最も理想的な選択肢となるでしょう。
1・・・国際貧困ライン
世界銀行が設定する貧困ライン。1日あたり1.90米ドル。
[補説]1日1.90米ドル未満で暮らす貧困層の人口は世界で7億6900万人。貧困率は10.7パーセント(2013年時点、2017年世界銀行調べ)。参考:コトバンク より
メインターゲット
COAは多面的なプラットフォームになるため、貧困根絶に対して直接的な影響力を持つ社会貢献度の大きい企業を対象としています。
- 環境問題
- ヒューマニティー
- 教育
- 芸術
上記4つに関連する事業に対して、資金提供者やエンジェル投資家、慈善家を私たちのプロジェクトに参加させることで、業界内の透明性の向上に寄与して頂きたいと思います。COAはプロジェクトに協力してくれる方々を募集しています。事業詳細については下記のリンクを参照してください。
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事業例:イエローリーフ・ハンモック

具体例の一つを紹介します。イエローリーフ・ハンモック(Yellow Leaf Hammocks)はリラクゼーションを中心とした屋内外のライフスタイル・ブランドであり、貧困の根絶を目指している企業です。
イエローリーフ・ハンモックの目標は極度の貧困に陥り、借金奴隷となっている芸術家と彼らの家族に対して安定的な仕事を提供することによって、貧困の連鎖を断ち切ることです。
COAはこのような企業と協力して、企業が必要とする戦略的資本を提供し、また地域社会にもたらしたインパクト(投資結果、売り上げ等)を調査します。過去には360の働き口が生まれ、300人の職工が契約し、4半期毎に4000のハンモックがつくられ、16,800,000バーツ(約58,600,000円)の売り上げが地域社会にもたらされています。この成果により1500人の児童が学校に通えるようになりました。今後数ヵ月以内にこれら全ての数値が大きく上昇すると予想されます。

COAのネットワークとプラットホームは、優れた仕事を続ける起業家のための資金の管理とアクセスにおいて、重要な役割を果たしてきたエンジェル投資家たちと共に、イエローリーフ・ハンモックなどの企業からも注目を集めています。
スマートコントラクトのような技術を活用することは、より具体的な方法で資金がどこに向かっているのかを追跡するという課題に対する答えであり、有効な解決策となります。
RSKを選んだ理由
RSKは一貫して、ブロックチェーン技術を使用して生活に影響を与え、社会に貢献できる方法に焦点を当ててきたパートナーです。COAが選んだRSKを選んだ理由は彼らが一般の人の生活に良い影響を与えるという目標と願いを持っていたからです。

画像:公式ツイッター
企業の初期段階からDiego氏の支援を受けたことは、注目に値する貴重な経験となりました。これからもCOAが成長していく上でRSKとのパートナーシップと彼らの技術が頼りになると思っています。
私たちはビットコインは最も幅広く、説得力があり、安定したブロックチェーンネットワークであると考えています。 RSKネットワークを使用することで、最も良いビットコインネットワークを利用してスマートコントラクトを開発することができるのです。
RSKとのパートナーシップを通じた長期的な目標
RSKはエコシステムのパートナーや企業にアクセスする為の重要な戦略的パートナーです。更に、RSKを利用することで、企業のキュレーションおよび資金調達の際にデューデリジェンスの過程を(できる限り)自動化できるDAOを構築することで、事業の影響を拡大することも可能になると考えています。
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